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2016年 年頭のご挨拶
平成28年1月1日

中央執行委員長 秋友 信男
 謹んで新年のお慶びを申し上げます。組合員の皆様には、幸多き新春をお迎えのことと存じます。
 今年度は昨年度に引き続きベースアップが実現した年となりました。この度の改定では、全職員が対象になったことは喜ばしいことであります。また、同じく冬期期末・勤勉手当は、六年ぶりに一・五割上がった昨年度に続き、今年度も一割上がった額の妥結ができて喜んでいる組合員も多いかと思います。しかしながら、平成二十六年度において日本赤十字社医療施設の会計単位である九十病院の決算状況は、三分の二に当たる六十病院が赤字決算となり、給与の資金繰りにも窮する状況にあります。また、血液事業特別会計においても、広域運営の開始に伴う人件費及び経費の増加等の影響を受け、赤字となっている状況であります。病院施設におきましては、医師・看護師不足は個々の施設だけでは解決できない状況にある上に、来年度改定される平成二十八年度診療報酬改定もマイナス改定になるとの予測もあって、更に赤字幅が増加することにより、ボーナス交渉への影響が懸念されます。
 さて、わが国の経済を見ますと回復基調が続いており、内閣府の月例報告におきましても、「緩やかな回復基調」の言葉が一年以上続いていて、「デフレ」の言葉を忘れかけております。経団連の榊原会長も二十八年の春闘を前にして賃上げについては容認していく方針を示しており、三年続けてのベースアップも期待できるところです。
 組合にとっては追い風ムードで歓迎すべきでしょうが、事業運営が年々厳しさを増している日本赤十字社各施設におきましては、益々職員一丸となった取組みが必要となります。労働組合対経営側という旧来の対峙から、新労のモットーとする労使協調を具体的に事業運営の中に活かしていく時ではないかと思います。また、真の労使協調とは、法令遵守が確立された上での業務遂行の協調であり、共存繁栄が求められます。施設の繁栄なくしては組合も前進できません。
 我々日赤新労は、社内規則の遵守と確実な規則の遂行の両立を求め、秩序ある組合活動を展開していかなければなりません。ここでもう一度、組合の存在意義を見つめ直し、組合活動の原点を考え直しましょう。そして、それが組織の拡大に結びつくことだと私は確信しております。
 本年も、組合員一人一人の生活の安定と働きやすい職場環境を目指し、皆様と共に手を携えて活動し、飛躍の一年になることを期待します。組合員の皆様のより一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
 最後になりましたが、組合員の皆様及びご家族の皆様にとって今年がご多幸と実りのある一年となりますことを祈念して、年頭のご挨拶といたします。
 
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