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2020年度本社看護部労使協議会
2021年2月25日
 12月4日(金)、ブロック代表者6名と弘川看護部長、松野看護部次長、田母神看護管理次長、緑参事、横田看護係長、稲垣労務係長出席のもと2020年度看護部労使協議会が開催されました。
 例年であれば10月に本社にて対面で開催されておりましたが、新型コロナウィルス感染症の猛威にはかなわず、2か月遅れてWebを使用した形式で開催されました。
 今年度の議題としては「有給休暇について」「負担のかかっている働き方について」「看護助手業務について」「その他について」を掲げ、11月に開催した病院看護部会において白熱した討論の結果を、労使協議会へ参加する各ブロック代表者と執行部とで意見を整理して、看護の現場で起きている現状を本社看護部長に訴えました。
 「有給休暇について」は、今年度より特別有給休暇であった「夏季休暇」の3日間が年次有給休暇に振り替えられましたが、混乱することなく例年どおり夏季休暇として取得できているものの、依然として希望する日にちに有給休暇が付与されないなどの問題は残っています。有給休暇の取得は職員の権利であり、職員が憂いなく取得できるように、引き続き各施設へ指導を求めました。
 「負担のかかっている働き方について」は、長日勤や超過勤務など育児短時間勤務制度を利用している時短勤務者とともに働く負担を訴え、手当などのインセンティブの検討を求めました。また、勤務時間外に開催される研修や委員会などについての現状を伝え、医療安全研修やラダー認定評価会などの時間内および時間保証の周知を訴えました。
 「看護助手業務について」は、以前とは仕事の内容が異なってきている現状を伝え、特殊勤務手当や俸給表の検討を求めました。また、全国的に看護助手の募集に対して応募がないことや看護助手の必要性について意見交換をしました。
 「その他について」は、各単組の看護師が抱えている「Rプラン」についての不安や憤りを事前の調査に基づいて、ブロック代表者がくまなく伝えることができました。
 看護部労使協議会ですぐに問題解決とはなりませんが、長年継続することで改善に至ったことが多々あります。組合員が安心・安全に働き続けられるように今後も積極的に協議していく必要があると考えます。
 最後になりましたが、お忙しいなか、お時間を作っていただいた本社看護部と労使協議会に参加いただいた組合員の方々に感謝申し上げます。(中央執行委員 國本)
 
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