9月11日(日)、山形市「山形イン」において、平成17年度幹部研修会を開催しました。
今回の研修会は海外救援活動をテーマに、講師を名古屋第二赤十字病院混合病棟師長の石川佳代子氏にお願いしましたが、石川氏は元日赤新労本部役員でもあることからなじみの深い組合員も多く、和やかな雰囲気の中での開催となりました。
石川氏が救援活動を行った「イラン南東部地震」及び「インドネシア津波地震」の現場の状況は、私たちがテレビや新聞等で見聞きしたよりも過酷な状況のようであり、話の内容からその生々しい様子を窺い知ることができました。また、現地での石川氏の生活も、劣悪の状況の中で困難な面も多々あったようです。しかし、そこはユーモアを交えながら興味ある内容で語ってくれました。
これらの国際医療救援派遣で学んだことは、周りでささえてくれる同僚はじめ支援のおかげで派遣が可能になるということ、現地でも多くのボランティアや関係者の協力のおかげで有意義な活動ができること、変化に順応できることが必要なことなど数多いということですが、我々日赤の医療にたずさわる者としては、とても有意義な講演会となりました。
[演題] | 「海外救援活動について」 | [講師] | 名古屋第二赤十字病院混合病棟師長 石川佳世子氏 |
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