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2009年 年頭のご挨拶
平成21年元旦

中央執行委員長 山田 隆幸
 謹んで新年のご祝辞を申し上げます。組合員の皆様には、ご家族様ご一緒に幸多き新春を迎えられたこととお喜び申し上げます。
  昔から、「一年の計は元旦にあり」と言われています。物事を始めるには計画が重要だという意味だそうです。しかしよくよく調べましたら、全文は『一日の計は朝にあり 一年の計は元旦にあり 十年の計は樹を植えるにあり 百年の計は子を教えるにあり』とのことです。私事ですが、「一年の計は元旦にあり」ここだけを知って、これまで今年こそはと誓いを立てていましたが、実は教え育てるということに結びつくのだそうです。いずれにしても、計画は重要だということに変わりはなく、新たな一年に向けて考える時期にあると思っています。
  さて、あらためて組合活動の原点を考えてみたいと思います。私たちは、就職後労働者の立場に立ち、満足いかなくても生活上働かざるを得ない場合が少なくなく、事実上労働者は使用者よりも弱い立場に立つことが多いというのが現実です。これが背景となって労働者が団結して結成する労働組合が存在するのです。憲法第二十八条では「勤労者の団結する権利及び団体交渉、その他の団体行動をする権利は、これを保障する」とあります。労働者の団結は憲法で保障されており、これは労働組合活動の基本となる団結権、団体交渉権、団体行動権を保障するもので、さらに労働組合法をはじめ団結立法の中で具体的な内容が定められています。ここで重要なことは、労働組合は使用者と対等の立場に立って労働条件を維持・改善し、労働者の経済的地位の向上を図るために、正当な組合活動や争議行動を行うことを、憲法は手厚く保護しているということです。
  ところで、医療に携わる職域はなにかと問題視される環境にありますが、その中で勤務される組合員は、より多くのストレスを背負って勤務することになります。日本赤十字社に勤務する職員は、基本的には同じ処遇で勤務することが前提ですが、同じ職種でありながら、大なり小なり働く施設により異なった環境があります。労働環境を良くするためには、比較検討が必要不可欠であり、そういった意味でも、日赤新労の会議に出ることは、意見交換をするチャンスであり、自分が働く職場環境の改善のヒントを得ることができると思いますので、多くの組合員が会議に参加されることを願っております。
  自分たちの職場を働きがいのある、生き生きとした職場にしていくためには、労働組合の存在はなくてはならないものであり、頼りにできる存在であると確信しています。組合としてやるべきことは多岐にわたりますが、今の時代にこそ、その活動が注目されるものと確信しています。
  最後に、組合員の皆様及びご家族の皆様のご多幸と、単組のますますの飛躍を心より祈念して、年頭のご挨拶といたします。

平成21年元旦
 
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