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幹部研修会を開催
平成21年9月13日
 9月13日(日)、北海道帯広市「帯広東急イン」において、幹部研修会が開催されました。内容は「院内におけるクレーム処理について」と題した講演会形式で開催され、講師に、元警察署長などを歴任された警察OBである名古屋第一赤十字病院顧問の岡田勝己氏をお招きしました。
  昨今、一般市民の権利意識が強くなったこともあり、患者の振舞いに悩まされる看護職員も増えてきました。従来の接遇マナー重視や顧客満足の視点だけではクレームに対応しきれないのが実情であり、クレーム対応に疲弊して、メンタルダウンに陥る職員や従業員の数も増えてきているのが現状です。そこで少しでも組合員の一助になればと、この講演会を企画いたしました。
  2005年4月から施行された個人情報保護法で、クレーム・苦情はより複雑になっています。医療提供側はクレーム・苦情の発生メカニズムをよく理解し、患者の視点に回帰し、クレームに対する明確な位置づけをして、組織として対応することが必要であると感じました。
  何よりも、「患者の目線、患者の立場に立って毅然とした態度で接する」ことが重要であるとのことです。
(教宣部副部長・永岡弘道)

 
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